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たったひとつのたからもの

ダウン症で心臓疾患も持って生まれてきた秋雪君の6年間という短い生涯のお話。

絶対泣くとわかっているものは以前は決して手を出さなかったのだけれど、たまには素直に泣いてみるのもいいかなーと見てみることに。
母親役の松田聖子ちゃんの演技はぎこちないところが多々有り。
でも泣きの演技は熱がこもっていてこちらもぼろぼろ。“嘘泣き”ではなかったです。
やっぱりおかあちゃんなのだわん。
また、主題歌の【言葉にできない】(オフ・コース)がなんとも美しい。

一番胸に痛かったのは秋雪君のパパの上司の言葉。
彼も難病の娘を抱えており、長く海外に入院させてまで治療をしたのに、結局助からなかった次の日の夜、、、
「金儲けのためにだけ働いてきた・・・
娘の治療費と離婚した女房の慰謝料を含めると使った金は2億円。ちょっとした額だろ。」

(娘が死んでしまって)
「これで俺はフリーだ。もう空だって飛べる気分だよ」
と淋しそうに語るセリフです。
そして彼は会社を辞めた。娘のために働くことが彼の生きがいだったのだ。

私は自分のためにだけ生きている。けれど、誰かのため、何かのために生きるのが本来の人間の生き方なのかもしれない。なんて考えてみたりしました。

秋雪くんは6歳になっても歩くのもやっとだし、言葉も話さない。
だからよりいっそうその笑顔は天使のようにかわいらしい。
両親の愛情を一身にうけ、確かに秋雪君は幸せだったに違いない。
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ドラマの中にもあったけれど、
喜び・悲しみの量は皆同じで、短かければそれだけ凝縮している。
人の幸せは、命の長さではないのです。
そう思いたいなぁ。
 

byちかぽん # by milla5 | 2004-12-29 21:26 | cinema

フルタイム・キラー

アジア1の殺し屋O(オー)。その座を狙うトク。二人の男の戦い。~~~
日本ではそれほどヒットした様子はなかったケド、思っていたより楽しめました。
なんと言ってもヲトコマエにうっとり・・。
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反町隆史ってこんなに格好良かったっけ(・・?
日本人の立ち姿って‘だらりん’としていることが多いのだけれど、彼の立ちシルエットはとても美しい。
初アクションとは思えない身のこなし、銃さばき。かなり努力したのだろうなぁと感心。
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アンディさんはいつもながら植毛か?と疑いたくなるほど立派な眉毛が麗しい。
くるりんと一回転して撃つのは普通ならキザ過ぎ~と思うけれど、アンディ兄貴なら許せちゃう。こんなこと許されるのは兄貴とひろみ・郷くらいか?
ユンファよりキーファーより二丁拳銃が似合う男。さすがでござります。
日本語の台詞ではへたりん(=_=)となりましたが。

アンディさんてとってもスーパースタァなのだけど、“オレ様NO.1”ではなく、反町さんをとてもステキに見せてくれたし、LOVERSでは金城さんを立ててるし、きっとすごくいい人なんだろうなー。
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こんな綺麗な43歳見たことないよ。
おそるべし香港明星。
 

byちかぽん # by milla5 | 2004-12-29 21:25 | asian cinema

連杰:上海ミーティング

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フード付衣装が激似合う41才
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一生懸命百面相して青筋立ててしゃべるあなたが好き。

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お洒落でしてる訳じゃ・・・ないわよね?

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なして右?思わず真似しちゃったわよ。

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でた!ワンコロの瞳。

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この笑顔は反則!撃沈・・・
 

byちかぽん # by milla5 | 2004-12-29 21:23 | 閑閑話

椿三十郎

椿三十郎←シネマの缶詰さんとこのレビュー。

『七人の侍』がかなり気にいったのでこの秋は‘世界のクロサワ作品を見よう’
と思い立ちました。
第二弾はこの『椿三十郎』でござります。
(ぢつは『用心棒』の続編らしいがこちらを先に観てしまった;原作は山本周五郎)

思い込みってのはコワイもので、
世界のクロサワ→大作!→たぶん大河ドラマみたいな歴史もの→難しそう→凡人には退屈
 と結論づけておりました。
が、かなり笑いの部分を意識して作っている監督なんだと思いました。(でなきゃそんなに支持されないものねぇ)

お話は藩のお家騒動。
腹黒大目付の不正を暴き、捕らえられた城代家老を助け出すために
藩の若侍達と通りがかりの浪人;三十郎が活躍するお話。

~珠玉の台詞~
捕われの身でありながら恐怖心がまるでない大物;城代家老の奥方の台詞
「あなた(=三十郎)は抜き身の刀のよう。でも本当にいい刀は鞘に収まっているものです」

去り際の三十郎の台詞
あばよっ

くー!!!格好いいー!!!
フレーズが残る映画って忘れないよなー。

~殺陣~
敵方の室戸半兵衛(仲代達矢)との居合ガチンコ対決!
ためてためてためて・・・・・
いやぁ!プシューッ!
一瞬・・・・・・・。
はやっ、速すぎる・・・。
巻き戻して見ましたがなー。
いやはや壮絶なシーンでござりました。( ̄□ ̄;)

残念なのは折角の椿屋敷、
赤い椿も白い椿も白黒画面じゃわからんしー。(爆)
 

byちかぽん # by milla5 | 2004-12-29 21:21 | cinema

座頭市

かなり話題になりましたねー。
私がこの映画を劇場で観なかったのは“R指定”だったから。
だって恐いの嫌なんだもの。
そして同じような理由で“世界のキタノ”の映画を見たことがありませんでした。
でも、又してもレンタル半額デーだったので勇気を出して借りてみました。

いやぁ。結構面白かったです。外国でもウケると思いました。
結末は読めたけれど、またそれが時代劇の良いところだと言えるし。

必須アイテムは~日本刀~
やはり日本人に持たせなきゃと思わせる刀さばきのテクニック。
なんと言っても抜群の切れ味!それがこの映画の魅力の大部分を担っていると思う。

駒の芸や女形の舞、博打に忍者
細かな遊びが面白い。
外国人にはエキゾチックジャパンとしてインパクトがあったのではないでしょうか?

私的には秋祭りタップが“ムトゥ踊るマハラジャ”くらい練れて迫力あれば良かったのになぁと思いました。

ところでラスト(ネタバレOKなら反転してね)
いくら目ん玉 ひんむいても
見えねえものは 見えねえんだけどなぁ・・・

は結局どういうこと?
たぶんそういうことなんだよねえ?
 

byちかぽん # by milla5 | 2004-12-29 21:19 | cinema