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初恋

ただ今小出恵介クンに魅かれてる私。
一応見ときましょ♡と軽い気持ちで見に行ったのですが、なかなか雰囲気のある映画でした。

1966年。
高校生のみすず(宮崎あおい)は笑わない孤独な少女。
幼い頃に母親が兄を連れていなくなった為、叔母に引き取られ生活している厄介者である。

ある日、彼女は新宿の繁華街に向かっていた。目的地はジャズ喫茶『B』。
数日前兄が突然現れ、「ここにいるから。」と『B』のマッチを渡して行ったのだ。

『B』には女にモテる兄:亮、亮を慕う劇団女優:ユカ、作家志望の浪人生:タケシ、喧嘩ばかりしている肉体派:テツ、お調子者でお笑い担当:ヤス、そしてランボーの詩集を読み、他の人とは少し違う雰囲気を持つ東大生:岸(小出恵介)らがいつもたむろしていた。

『B』に通うようになったみすずは‘仲間’を得、笑顔を見せるようになっていくが・・・。
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1968年の3億円事件の犯人は女子高生だった?!
テレビCMではそこが強調されてたようですが、この映画は当時の学生のファッション、思想、若さゆえの切ない想いetc・・・を表現したものでした。

1968年=安保闘争、学生運動、、、社会がどんな感じだったのかイマイチわからないけれど、皆が「何かをしなければ」と思うような雰囲気だったのかな。と思う。
平成に生きる今の目で見ると、当時の暴力はやはり野蛮だと感じる。けど、行き詰まりを諦め切れないエネルギー・情熱は今の冷めた世の中に住む人にとって不思議に魅力的に見えるのも事実。

パッチギも1968年のお話だったし、、、小出恵介クンもその時代のエネルギーに興味がわいたのかしらん。。。  否、もしかして彼って昔顔だからか?(笑)

それほど好きでもなかった元ちとせでしたが、今『青のレクイエム』が頭をぐるぐるしてて困ってます。印象的。
 

byちかぽん by milla5 | 2006-06-15 21:22 | '06 cinema

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