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byちかぽん

初雪の恋 ~ヴァージン・スノー~

陶芸家の父親が京都の大学の交換教授としてに赴任することになり、韓国からやって来た高校生のミン(イ・ジュンギ)。
早速京都の町をマウンテンバイクで走り回っていたところ、巫女のアルバイトをしている七重(宮崎あおい)と出会い、一目惚れをする。
七重が自分の転校先の高校の生徒だと知ったミンは猛アタックを開始。
日本人の男の子とは違い、積極的なアプローチをするミンに初めは戸惑いを感じる七重だったが、彼の純粋な行動に徐々に心を開いていく・・・。

いつからでしょう・・・アクション・SF・アドベンチャー専門だった私が「恋愛もの」をわざわざ見るようになったのは・・・。
劇的な展開・スリル等は一切なく、ストーリーはありがちでどうってことないのですが、最近はエスカレートしてびっくりするような顛末のものもあるので、こういうのはかえって貴重です。

完全にストーリーではなく、俳優で見る映画ですが。
韓国人監督が京都の街を撮るというのもどんなもんでしょ?と興味を持っていたのですが、外国の人が撮ったとは思えないくらい現実?!等身大?!(京都の人が見ても誇張しすぎでなく、変テコでもない。)の京都の美しさがありました。
情緒の概念が似てるんでしょか。
コレが香港やアメリカの監督だったらかなり違ったんやろーなー。

主人公二人はけなげで爽やか、京都もただただしっとりと美しい・・・。パンフレット即購入!
と、ゆーわけで雰囲気はかなりお気に入りの映画となってます。
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イ・ジュンギって演技ウマイ人なんだろうなぁ。
早速「ホテル・ヴィーナス」や「王の男」を見たいなーと思ってるちかぽんなのでしたー。
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byちかぽん by milla5 | 2007-05-20 21:59 | '07 cinema

バベル

モロッコ。険しい山間部を走る一台のバス。そこに乗り合わせた一組のアメリカ人夫妻、リチャードとスーザン。
壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行にやってきた。
ところが、遠くから山羊飼いの少年が放った銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃する。
血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐリチャード。
一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていたメキシコ人の乳母アメリア。
息子の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方に暮れる。
仕方なく、幼い子供たちも一緒に連れてメキシコへと向かう決断をする。

やがて事件を起こしたライフルの所有者として、最近妻が自殺したばかりの東京の会社員、ヤスジローの名前が浮かび上がる。
そんな彼の女子高生になる聾唖の娘チエコは、満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた…。

見た直後は「なんかエロい、変な映画やったなぁ。」が正直な感想。
でも、数日すると過激な場面の印象が薄らいで「悪くないかな。」と変化してきました。
主要人物は皆それほど悪人ではない。なのにどんどん悪い方向へ流れていく。
実は幸せに生きていくのって難しい。
ちょっとしたことで転落してしまう絶望の映画だけれど、同時にちょっとしたことで救われることもあるのかもしれない。と思いました。

バベルと言えば菊池凛子さんの演技が話題となりましたが、とりあえず全裸で体当たり。
でもこの全裸がキレイってわけぢゃなく、痛々しくて・・・それが狙いなんでしょうけど。
むしろ、他人に認めてもらうことを切望する聾唖の少女の行動を嫌悪せず、静かに受け止める刑事役の二階堂智さんがステキ。
ソニー生命CMで次男誕生で寂しい思いをしてる長男にやさしく声をかけるあの生保営業マンの彼です。
ラストサムライにも出てたらしいけど、全然印象にないんですが__。
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二階堂さん自身は男色家?!に人気がありそうな風貌ですが、このバベルではとてもステキな役柄です。
不幸なことにあんな誠実な人、出会ったことないなぁ。 
ま、それも私の不徳の致すところなんでしょうけど・・・。
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byちかぽん by milla5 | 2007-05-13 21:53 | '07 cinema

どろろ

c0019231_22225814.jpg戦乱の世が続く中、天下を我が手にと望む武将:醍醐景光(中井貴一)は48の魔物と取引をする。
魔物たちが要求したのはまもなく生まれる景光の子供の身体だった・・・。

20年後・・・
女だが男装の盗人(柴咲コウ)は、両腕に刀を仕込んだ男:百鬼丸(妻夫木聡)に出会う。
百鬼丸は魔物を倒し、本物の身体を取り返そうと旅を続けていた。
百鬼丸に興味をもった盗人は一緒に旅をすることにした。。。

なかなか面白かったです。
戦つづきのむなしい風景。景光の威厳。なんと言っても妻夫木クンの美しいこと!!!
女優をキレイに撮るチン・シウトンですが、妻夫木クンは女優よりキレイ?!

想像するに原作は、この映画よりもっと複雑な人間心理が描かれているのだと思いますが、限られた時間では親子愛にテーマを絞ってしまわないといけなかったんでしょうねぇ。
ほろっとさせる場面はいくつもありました。

映画では色々詰め込めない分、印象的な台詞・場面・雰囲気が大事だと思います。
その点少々物足りなかったかもしれません。

パンフレットでは絶賛されてた柴咲コウですが、噂の二人なだけに【恋愛】の文字がちらついて・・・。やたら元気な役柄も彼女の持ち味ではないので少々ツラかった・・・。

女にしない方が【どろろ】の荒涼とした雰囲気が心に響いたような・・・。
どうせ大人にするならホッとする演技や哀愁をうまく表現できそうなチンピラ役の劇団ひとりでも良かったかなぁ。。。
なんてこと言ったらこの映画全否定になっちゃうか・・・。
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byちかぽん by milla5 | 2007-02-12 22:55 | '07 cinema