北京ヴァイオリン

c0019231_21113533.jpg中国の田舎町に住む13歳のチュンは父親と二人暮らし。
父親はヴァイオリンの才能に恵まれたチュンを成功させることだけを夢見て、ひたすら身を粉にして働いている。
コンクールへの出場が決まり、全財産を帽子に隠し、親子は北京へやってきた。
結果は5位。
いくら才能があっても金や有力な後ろ盾がないと評価してもらえない世界なのだ。
しかしチュンの才能を信じて疑わない父親は、息子のためになりふり構わずありったけの熱意でもってヴァイオリンの先生を見つけ出す。
チュンの方は、自分の成功を願うあまり勝手に事をすすめてしまう田舎者の父をありがたく思いつつも同時に疎ましさも感じ始めるのであった。。。

いやぁ~ん!良かったですぅ~!チュン君も父ちゃんも。
演奏は吹き替えらしいが、最後のチュン君の演奏シーンはこみ上げてくるものがー!
天才は自分の才能に執着することはないのかもしれない。
チュン君の素朴でひょうひょうとした風貌からそんな事を思いました。

そしてなんと言っても父ちゃん!!!
息子のためにセーターを編む父ちゃん。
息子が運転する自転車の後ろに乗り、「背中かゆい」と言う息子のセーターの中に手を入れて掻いてやる父ちゃん。
貧しさの中に悲しみはない。精神的な豊かさに満ち溢れたシーンでございます。
信じる人と夢と熱意があれば恐れるものはなにもない!!!
[PR]
 

byちかぽん by milla5 | 2005-01-28 21:07 | asian cinema

<< レシピ 【スポンジケーキ】 ロストメモリーズ >>