日本沈没

c0019231_20352933.jpgただ今大ヒット上映中『日本沈没』ではなく、70年代版。

深海潜水艇わだつみで日本海溝の調査に赴いた田所博士(小林桂樹)と操縦士の小野寺(藤岡弘)は、海底に異変が起きていることを発見。
近いうちに日本列島が沈没するという田所の主張を裏付けるように、やがて次々と日本各地に異変が…。

沈没を止める・回避するSF映画映画ではなく、災害が起きた時日本はどうするのか?という社会派ドラマ。

日本が沈むとわかった時、日本政府は国民を海外へ脱出させることを決め、各国に受け入れ要請をする。
しかし各国とも快い答えは返って来ず・・・。あぁハラハラドキドキ。
この映画では実際沈みはじめた時点で、日本政府の強い働きかけと、人道的見地から各国が支援に乗り出します。

でも最近の反日報道なんかを見ていると、実際は日本は見捨てられるンぢゃない?とリアルに恐怖を感じます。
この時期、こういう映画をリメイクするのはちょっと自虐的な気がしないでもない・・・。

主人公の藤岡弘はやたら濃いぃのだけれど、この映画で一番印象的なのが首相の山本を演じる丹波哲郎。
日本を引っ張っていってくれる信頼できるリーダーで、かなり格好いい。
(わけわからんこと言うじい様のイメージは微塵もありません。)
そして国民を少しでも多く助けることを使命とし、自分の命を顧みず最期まで救出作業を遂行する政府プロジェクトの面々。

役人の不正や採算をまったく考えていない税金無駄使いニュースを日常的に聞いている現在、この映画に出てくる日本人は、もう「映画の中のフィクション世界の人たち」としか思えません。
人を信じられない世の中って悲しい。
個の利益だけでなく、全体のことを考える清く美しい生き方を称えたい。
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byちかぽん by milla5 | 2006-09-05 21:09 | asian cinema

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