誰も知らない

c0019231_20485923.jpgある家族が引っ越してきた。
母けい子(YOU)と4人の子供達。
子供達は父親がみな違い、学校にも通ったことがないが、母親がデパートで働き、長男の明(柳楽優弥)が食事や兄弟の面倒を見て、それなりに仲良く幸せに暮らしていた。
しかし突然母親がお金を置いて男と出て行ってしまった。
そこから子供達の“誰も知らない”生活がはじまる。

明は友達や学校に憧れを抱くが、幼い妹や弟の為に一生懸命頑張り、子供達は互いに協力し合いけなげに生活していく。
やがて母の置いていった金がなくなり、電気・ガス・水道が止められていき・・・。

時間も長いしかなり重い映画です。
とんでもない母親なのだけれど、子供達が常識的な良い子に育っているのは彼女が愛情いっぱいに子供達に接していたからに違いない。そこがなんともやるせない。
子供達があまりに自然に話し、遊び、途方にくれるので、まるでドキュメンタリーのように感じてしまうところがより心痛くなります。
この映画は実際に起きた事件を元に作られていて、事実は映画より酷い結果だったと知り、そばにいたわけでもないのに何にもせずただ映画で子供達を見ている自分を責めたい気分に陥ります。
とことんツライお話。忘れられない。でも見といてよかったと思う不思議な映画。
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byちかぽん by milla5 | 2006-08-21 21:32 | asian cinema

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