酔いどれ天使

闇市近くで開業している医師:真田(志村喬)の元に手を怪我した男:松永(三船敏郎)が現れる。
松永は「釘で怪我をした」と言うが傷口からは銃弾が。

咳き込む松永に真田は【結核】を疑う。検査をしろという真田を振り切って出て行く松永。
相手はヤクザだが粋がっているだけだと見抜いた真田は、彼に接近して治療するよう説教をする。

そんな時松永の兄貴分:岡田が出所してきた。
岡田は徐々に松永のシマや子分や情婦までも自分のものにしていく。
焦る松永を追い詰めるように病気が進行してゆき、熱心に治療を勧める真田に心を開きはじめる松永だったが・・・。
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題名の【酔いどれ天使】は真田医師のことです。
口は悪いが暖かい。医療用アルコールを水で薄めてちびちびやっちゃうお茶目さん。
だけど【酔いどれ天使】が主役ぢゃなくて松永が主役。

松永ははじめは演技大げさだし、それほど格好良いとも思わなかったのに・・・。
強がりながらも内心傷つきやすく、本当は病気にも脅えていて、ヤクザの親分を純粋に信じているのに裏切られ、、、
そんな松永が魅力的で母性本能くすぐられます。

ラスト。松永と同じ病気を克服した少女の「病気を克服するのは、理性ね、先生」に答える真田の「人生なにごとにも、理性なんだよ」という言葉が前向きで印象的。
現在も通じると期待したい・・・。
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byちかぽん by milla5 | 2005-11-20 20:37 | cinema

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