コーラス

1949年。失業中の音楽教師:マチューが赴任した先は“池の底”という寄宿学校。
この学校には戦争で親を亡くした子や素行に問題のある子供達が生活していた。

とにかく最悪の学校である。
タバコは吸うわ、盗みははたらくわ、嘘つきだわ、言うことはきかないわ、の子供達。
そして容赦ない体罰を与える校長。「やられたらやりかえせ」の繰り返し。
マチュー自身も鍵をかけて大切に保管していた楽譜を盗まれてしまう。

私ならそんな校長にも子供にもうんざりだ。
けれどマチューは自分をからかう「ハゲあたま~♪」とか言う替え歌を聞き、
何かできるのではないかと思いはじめる。
そして子供達に合唱をさせてみようとする。

そんな中、「顔は天使だが心は悪魔」と言われる、反抗的な子:モランジュが独り教室で歌う声を聞く。
『奇跡の声』と出会った瞬間であった。

出だしは『ニュー・シネマ・パラダイス』にそっくりで少々嫌な予感もしましたが、私の’05前半NO.1かもしれません。
マチューは先生としてはちょっと?って部分もあるけど、最高に温かい近所のおっちゃんって感じ。
彼自身は幸せな人生ではなかったかもしれないけれど、彼に出会えた人は幸せです。
そしてポイントはラストがいい映画だと言うこと。ストーリー的にも良かったです。

この映画の最大の見所は『奇跡の声』のモランジュを演じるジャン君!
音楽、彼の歌声だけでも泣けます。
北京ヴァイオリンのチュン君もかなり良かったけれど、モランジュ君の声もとても切ない響きを持っています。
この時彼は13歳。ボーイソプラノは期限付きなので儚さを感じます。
サントラ版をさがさねば!!!

アメリを抜き、フランス映画史上空前のヒットとなった本作。
フランス人の7人に1人が観たそうです。   是非☆
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byちかぽん by milla5 | 2005-05-07 22:01 | '05 cinema

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