悲情城市

台湾。日本敗戦から国民党政府の樹立までの四年間を、港町・基隆で酒家を営む林一家を通して描く。
長男、文雄は台北の顔役的存在だが、その才覚に欠け、次男は戦争中の徴用で死に、三男は戦後派らしい生き方をしていたがやがて発狂してしまう。耳の不自由な四男の文清は郊外の町で写真館を営み、国民党の進攻に抵抗する友人らに心情的に味方をしている……。
1947年の<二・二八事件>をきっかけに、台湾全土で知識人を中心とする多くの<本省人>が捕らわれ、処刑され始める。そして文清もまた、追われる身となるが…。

蒋介石のとらえ方が興味深い。『宗家の三姉妹』でも・・・だったなぁ。お勉強になります。
かなり暗いお話ではあるけれど、退きの映像が淡々と清らかに感じさせてくれる。
ドキュメンタリーか?と思うほどさらりとした中、思いっきり“演技してます”トニー・レオンが異質。ひときわ存在感を放っています。

ふんわりしたスカートにふわふわのカーディガンはダサいけれど、女の子って感じでかわいいなー。きちんとした服装のトニーも清潔感があって、、、とても微笑ましいカップルでございました。
わかりにくいけれど、退屈ではなく、悲しいけれど、美しい。そんな映画。

侯孝賢監督が小津監督にオマージュを捧げたってのは納得。⇒珈琲時光 観てないケド。
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byちかぽん by milla5 | 2004-12-27 20:48 | asian cinema

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