大酔侠

行政長官の行列が賊に襲われ、総督の息子である長官が誘拐される。
賊は長官を人質にして、投獄されている首領の解放を要求してきた。
首領を捕まえた女剣士 “金燕子(鄭佩佩)”が、兄でもある長官を救出する為、指定された?酒場兼旅籠に向かう。

取引には応じないと言う金燕子に、賊は酒甕や椅子を投げつけるも軽~くはじき返され、銭形平次よろしく放った銭も串に全部刺されてしまう。
(↑このあたりのアクションは愉快・痛快!女性だと侮るなかれ!)
総出で襲い掛かるが歯が立たない。賊は三日の猶予を与えると言い残し退散する。
部屋を取り、一息つく金燕子。どうしたものか・・・賊のアジトがわからない・・・。

その時、酒場にいた酔っ払い男(岳華)が「一緒に飲もう」と部屋に入り込んできた。
金燕子はすぐに追い払うが、一瞬の隙に大事な剣を奪われたことに気づく。
慌てて追いかける金燕子。
へらへらと剣を持って逃げ回る酔っ払い男。しばらく追いかけっこが続くが、やがて剣が突き刺さって置いてあった。
宿へ戻ると賊の姿が。あのまま寝ていたら襲われていたかもしれない。
あの酔っ払い男は何者なのか・・・。

翌朝、酔っ払い男が子供達を引き連れ、歌を歌わせて金を稼いでいた。
(急にミュージカル風になります。その子供達の中に12歳のジャッキー・チェンがいるらしい。よぉわからんかったが。)
その歌詞が・・・
罪人を運ぶ途中の長官が襲われて人質になった~。それでやって来たのは金燕子~。
ただものではない!と思った金燕子は「先達~!!!」と酔っ払い男に必死で教えを請うも、のらりくらりとかわされる。
「俺はただの酔いどれ猫さ!」
そして奇妙な歌を・・・
点に横棒書いてよ~、南に下ってチョンとはねて、十が二つに、日の隣りに月があったとさぁ~。
なんぢゃ?ちょっとあきれる金燕子。
しかし漢字にしてみると「廟」と言う字に。金燕子は寺に向かうのであった・・・。
c0019231_2155509.jpgこの映画、なんと1966年の映画です。さすがに生まれてねぇ!
でもぜんぜんスピードもあるし、イケてます。
大酔侠とは金燕子のことではなく、酔いどれ猫のことだったんですねぇ。
胡金銓監督って侠女でも前半と後半では主役が違ってくるし、なーんかスッキリしない感じはするのですが、画の雰囲気に激しく魅かれます。
特にセットと小道具はいつもの事ながらワクワクと見惚れる出来。
このユエ・ホアさんはめっちゃ強いが、へらへらしてて世捨て人。最後まで無精ひげできたないです。
(またそれが良かったりするんだけどさっ。)
水滸伝の時はキリリと格好良かったなぁ。(^¬^)。
c0019231_2157814.jpgチェン・ペイペイは『グリーン・デスティニー』ではちょっと怖いおばあさん役でしたが、この映画では凛とした中に幼さと色気を兼ね備えていて、濡れ場いっぱいのチャン・ツィイーちゃんよりも男心を捉えそうです。
今も現役ってのがうれしいやねぇ。
すっかりショーブラザーズの虜?>私。
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byちかぽん by milla5 | 2005-03-27 22:00 | asian cinema

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